1月
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最近では、坂口憲二演じるサラリーマンのあるあるシーンを
コミカルに表現した缶コーヒーRootsのCMや駅貼ポスターなどを見て、
“言葉”で企業や商品の価値を伝えるコピーライターという職業に
興味をもっている人も多いかもしれません。
しかし、コピーライターに必要な免許や資格というものはありません。
たまに、広告代理店や広告制作プロダクションでコピーライター募集があっても、「コピーライターとしての経験2年以上」などとあり、
土俵に上がる前に壁にぶつかってしまいます。
今回は、未経験からコピーライターを目指すという方を対象に
コピーライターへの道をいくつか考えてみたいと思います。
<あなたは、学生か社会人か>
コピーライターになるには、学生か社会人かで進む道が異なります。
学生なら、自分の可能性にかけ、捨て身で挑戦することも可能ですが、
社会人なら、より現実的な道を選択した方がいいかもしれません。
学生編
●養成講座に通う。
コピーライターという仕事を理解するためには、
現役のクリエイターが講師を務める養成講座の受講がオススメ。
コピーライターに必要な発想や心構えを身につけられ、
課題添削などを通して実力を磨くことができます。
ここでの課題作品をポートフォリオとして就職活動に活用することも
可能ですし、実力があれば講師に声をかけてもらえることもあります。
ただ就職活動では、養成講座修了の資格は、それほど重視されることはないので、別のアピール点も用意しておきましょう。
●学生対象のクリエイティブ講座に通う。
大手広告代理店では、学生を対象にクリエイティブ講座を
主催していることがあります。ここに参加することで、仕事の内容なども
理解できると思います。優秀な人には、声がかかることもあるそうです。
(講座の一例)
・電通クリエイティブ塾
●インターンシップに参加する。
インターンを受け入れている企業もあるので、これに申し込むのも一つの手。
何より、制作現場を体験できるのが一番のメリットです。実際の就職活動までに
自身の課題点を克服したり、適性を見極めることが可能です。
●アルバイトからの昇格をねらう。
コピーライターの募集は経験者を対象とする広告代理店や制作プロダクションでも、アシスタントに関しては、未経験者を採用することがあります。
給料や待遇面はさておき、何より経験というパスポートを手に入れるために就職し、そこから、コピーライターへの道をつかむことをめざします。
社会人編
●養成講座に通う。
上記の「学生編」と同じ。
在職中に通い、コピーライターへの適性を判断する材料に
するのもいいかもしれません。
●転職エージェンシー、派遣会社に登録する。
紹介予定求人としてリクルート系列の求人情報誌の広告制作を請け負う
プロダクションなどのコピーライターを勧められるようです。
○転職エージェンシー、派遣会社
・リクルートエージェントなど
○クリエイティブ系の人材派遣・紹介会社
・マスメディアン
・エイクエント
●コピーライターの周辺職種を目指す。
営業経験などがあるなら、広告代理店やweb系企業などクリエイティブ部門がある会社へまずは営業として入ります。そこから、社内努力でコピーライターを目指します。
また、比較的採用されやすい進行管理を行う広告制作のディレクター職として働く方法もあります。
●web業界に目を向ける。
コピーライターの主な活躍の場は、広告代理店や広告制作会社と考えがちですが、最近ではweb業界でもそのニーズは高まっています。
web業界では、中小規模の制作会社はもちろん、大手web系企業でも
webディレクターやwebデザイナーがライターを兼任していることがほとんど。
技術やユーザビリティに力点が置かれているweb業界においては、
ユーザーをつかむライティングに関する意識や技術が発展途上にあるため、
専門職としてのライターに対するニーズがどんどん高くなっています。
ただ、webに関する知識は少し勉強しておいた方がよいでしょう。
SEO(検索エンジンに上位表示される技術)を考慮したライティングのように
表現面だけでなく、技術面にも配慮したスキルがあれば、あなたの価値はより高まるでしょう。
(参考リンク)
・「コピーライターとしての資質を一瞬で見抜く」ための、たった一つの質問
面接前に読んでおきたいエントリーです。
■コラム:広告賞で一点突破
学生か社会人であるかを問わず有効なのが、広告賞の受賞を狙うという方法。
経験よりも才能をアピールしてコピーライターを目指します。
ただし、広告賞にもいろいろな性格があります。
そうした特徴をしっかりと理解した上で、応募するのが賢明です。
朝日広告賞など総合的なコンセプトワークの力が試される賞であれば、
自分の実力をはっきりと証明できますが、
宣伝会議賞など一行程度のコピーで座布団一枚!的なものは、
それだけでは実力を測るに十分な材料とはなりません。
もしそれらの受賞歴があるなら、その企画意図やその他の制作物も準備し、
セルフプロデュースしておきたいところです。